ケーキといえば、苺と生クリームでデコレーションされたショートケーキですね。
ベーキングパウダーの力で膨らませる焼き菓子と比べると、ハードルは少し上がりますが、初めて完成させた時の感動はひとしおです。
今回は基本的なスポンジケーキの作り方を紹介します。
これができるようになれば、デコレーションなどお菓子作りの楽しみも一気に広がりますので、頑張ってみてください。
基本のスポンジケーキの作り方(18cm丸形1台分)
必要な道具
- 18cmケーキ型
- クッキングシート あるいは ケーキ用敷き紙
- ボウル(大サイズ) 2個
- ボウル(中サイズ) 2個
- ボウル(小サイズ) 2個
- はかり
- 粉ふるい
- ゴムベラ
- 電動ホイッパー
- オーブン
材料
- 卵 3個 → ボウル(大)A
- グラニュー糖 90g→ ボウル(小)A
- 薄力粉 90g → ボウル(中)A
- バター 10g → ボウル(小)B
- 牛乳 20g → ボウル(小)B
- (あれば)水飴 ティースプーン1杯程度
- 湯煎用のお湯 → ボウル(大)B
作り方
下準備.オーブンは170℃に予熱しておきます。ケーキ型にクッキングシートを敷きます。薄力粉は2回ふるっておきます。
1.バターと牛乳をボウルにいれ、湯煎で溶かしておきます。
2.卵をボウルに割り入れ、グラニュー糖を加え、湯煎にかけながら電動ホイッパーで攪拌します。グラニュー糖を加えたらすぐに攪拌し始めてください。一度グラニュー糖がダマになってしまうともとには戻りません。
3.卵が人肌程度の温度になったら湯煎からおろし、白っぽくなるまでたてます。ここで水飴を加えておくと、出来上がった生地のしっとり感が長持ちします。
4.卵が白っぽくなり、8の字を描けるようになったら完了です。
5.ふるっておいた薄力粉を加え、ゴムベラで手早く混ぜます。粉は底にたまりやすいため、時折底からすくい上げるように混ぜてください。
6.溶かしておいたバター・牛乳のボウルに5の生地を1すくい加えて混ぜ、5のボウルに加えて混ぜます。混ぜすぎると泡がつぶれてしまうため、20回程度を目安にしてください。
7.紙を敷いた型に流し込み、170℃に予熱したオーブンで25分焼きます。
8.表面を軽く押して、ジュッと音がして少しへこむ程度になれば焼き上がりです。不安な場合は爪楊枝で刺して生地がついてこないか確認します。
9.およそ5cm程度の高さから2,3回落として衝撃を与えます。これをしなければ生地はどんどんしぼんでしまいます。
10.型からはずし、さかさまの状態で冷まします。冷めたら紙をはがし、ラップで包んで冷蔵庫で保存します。
スポンジのスライス
1.スポンジを逆さまにし、焼き目を取り除くように薄くスライスします。
2.再び逆さまにし、下から好みの厚さにスライスしていきます。1cm〜1.5cm程度が一般的です。
しっかり膨らんでいれば、1cm厚のスライスが3枚は取れます。
保存方法
・冷蔵保存
スポンジ生地をラップで包んで冷蔵庫で保存します。
スポンジ生地は焼きたてよりも1日冷蔵庫で置いた方が、生地が落ち着いて扱いやすくなります。
・冷蔵保存
スポンジ生地をラップで包んで冷凍庫で保存します。
解凍したいときは使う前日に冷蔵庫へ移しておきます。
2~3週間程度はもちますが、できるだけ早めに消費しましょう。