オーブンを使わずにお鍋で作るプリンの作り方を紹介します。
卵と牛乳と砂糖でできるので、ふと思い立った時に作ってみてはいかがでしょうか。
今まで紹介したレシピよりずっと失敗しやすいので、手順をしっかり頭に入れて挑戦してみてください。
プリンの作り方(カップ3個分)
必要な道具
- プリンカップ 3個
- 小さめの鍋 1個
- プリンカップが並べられるサイズの鍋+蓋 1個
- 布巾 1枚
- はかり
- ゴムベラ
- ホイッパー
- ボウル(中サイズ) 2個
- ストレーナー(茶こし)
材料
カラメル
- 水 25g → 小さめの鍋
- 砂糖 30g → 小さめの鍋
- お湯 10g → プリンカップ
プリン液
- 牛乳 320g → 小さめの鍋
- 卵 2個 → ボウル1
- 砂糖 40g → ボウル1
- プリンを蒸す用のお湯 プリンカップ半分がつかる程度
作り方
カラメル
1.鍋に砂糖と水を入れ、中火にかけます。
2.しばらくすると水分が蒸発し、色が変わってきます。好みの濃さになったら火を止め、お湯を注ぎます。※高温の蒸気が立ち、カラメルが跳ねます。やけどに注意してください。
3.カラメルが固まってしまう前にプリンカップに移して冷ましておきます。
プリン液
1.鍋に牛乳を入れ、中火にかけます。
カラメルのついた鍋を洗わずに使用すると、プリン液もカラメル風味になります。お好みで選択してください。鍋を洗わない場合は、ゴムベラで混ぜながらカラメルを牛乳に溶かしてください。
2.卵をボウルに割り、砂糖を入れて、ホイッパーですり混ぜます。泡立てないように注意してください。
3.牛乳が沸騰直前になったら火を止めます。沸騰直前とは、鍋のふちにふつふつと気泡が上がってくる状態です。
4.卵の入ったボウルに、牛乳を少しづつ混ぜながら加えます。一度に加えると牛乳の熱で卵が固まってしまいます。
ボウルの下に濡れ布巾を敷くと、ボウルが動かなくなり安定します。
5.別のボウルにストレーナーをセットし、プリン液を漉します。
6.カラメルの入ったプリンカップにプリン液を注ぎ、アルミホイルで蓋をします。
7.鍋に布巾を敷き、プリンカップを並べ、お湯を注いで極弱火で30分蒸します。
8.カップのふちを軽く叩き、プリンの表面が波打たなければ完成です。粗熱を取って冷蔵庫で冷まします。
レシピの特徴
プリンは蒸し方や混ぜ方によって”す”が入ってしまい、舌触りや見た目が悪くなってしまいます。
失敗しないポイントをまとめていますので、こちらの記事も併せてお読みください。【失敗談】プリンに”す”がはいらないようにするには?【リカバリー】
牛乳を少し生クリームに置き換えたり、卵を卵黄だけ使ったりすることで、様々な味、食感に変化します。
また、おうちにバニラエッセンスやバニラオイルがある方は、プリン液を漉した後に加えることでよりおいしく出来上がります。
このレシピを基本に、自分好みのプリンを追求していってください。
食レポ
ようやく満足のいくプリンができました。
固さは、いわゆるなめらかプリンよりは固め、森永の焼きプリンなどと比べるとややなめらか程度です。甘さは少々控えめです。
苦めのカラメルが好みの私には、このくらいの色がちょうどいいのですが、甘いほうがいいという方はもう少し薄めの段階で止めてください。
今日も幸せなお菓子ライフを。