【うれしい!?】手作りお菓子をプレゼントする際の注意点【迷惑!?】

プレゼント雑記

ある程度自分でお菓子を作れるようになると、人に食べてもらいたくなります。当然です。

誰だってできないことができるようになったらほめてもらいたいです。小さい頃はひらがなが書けるようになった、縄跳びが跳べるようになった、上手に絵が描けたなど、いろんなことでほめてほしくて家族や友達に自慢した覚えもあるでしょう。

大人になっても一緒です。おまけにお菓子ならもらった相手も喜んでくれるし、まさにWin-Win!これはどんどん作らなければ!

でもちょっと待ってください。そのお菓子、本当に喜んでもらえていますか?

喜んでほしくて作ったお菓子が、実は相手を困らせているとしたら?

ほめてもらいたい、喜んでほしいという気持ちは素敵ですが、少し深呼吸して考えてみましょう。

手作りお菓子が迷惑に!?困る人ってどんな人?

甘いものが好きな人にとって、お菓子を食べる時間は幸せな時間ですよね。

嫌なことがあって落ち込んでいる時も、お菓子を食べればちょっと幸せメーターが上昇します。

手作りならば作ってくれた人の気持ちもこもっていて、幸せメーターはより上昇するでしょう。

しかしそうではない人だっているのです。

甘いものが好きではない

人の好みは人それぞれ。甘いものが嫌いという人も当然います。

辛いものが嫌いなのに夕飯が激辛カレーだったら嫌ですよね?甘いものでも同じです。

これは持論ですが、食べ物はおいしく食べるか健康に食べるかでなければ意味がない、と考えています。

ほとんどのお菓子は炭水化物と油脂によってできています。つまりカロリーを摂取することしかできないということです。(低血糖の人であれば糖分摂取のために食べることもありますが)

現代の食生活でカロリーが不足しているという人はほとんどいないでしょうから、健康のためにお菓子を食べるという選択肢はほぼあり得ません。

それなのにおいしく食べることもできないなら、その人にとってお菓子とは無価値どころかマイナスでしかないのです。

プレゼントする前に相手の好みを確認しましょう。

アレルギーがある

お菓子の基本的な材料は、小麦、乳製品、砂糖、卵などです。小麦、牛乳、卵アレルギーはよく耳にすると思いますが、砂糖アレルギーも存在します。

アレルギー症状は個人差がありますが、人によっては死に至ることもある危険なものです。

意地悪で食べないのではありません。食べたくても食べられないのです。

他人が作ったものが食べられない

「素人が作ったものは食べられない」こう言うと潔癖症、気にしすぎ、失礼だ、などと言われてしまいかねません。せっかく作ったのに残念だ、と思うかもしれません。

でも自分の視点で考えてみてください。

お母さんが握ってくれたおにぎりは喜んで食べます(人によってはこの時点でアウトかもしれません)。お父さんが握ったおにぎりは?ちょっと考えてから食べます。おじいちゃんなら?そこら辺の知らない人なら?時折隠れて鼻をほじっているあの人なら?

どこかのラインで無理だ、と思ったはずです。生理的に無理な基準は人それぞれですが、自分の基準と相手の基準が同じではないことは頭に入れておきましょう。

それでもお菓子を食べてもらいたい!どうしたらいいの?

そうはいっても、手作りお菓子を食べてもらいたい気持ちはありますし、それで喜んでくれる人もいます。Win-Winの関係になるにはどうしたらいいのでしょうか?

プレゼントしたい相手の好みを把握する

個人にお菓子をプレゼントしたい場合は、相手の好みを先に把握しましょう。これはお菓子に限ったことではありません。

インドア派の人にアウトドアグッズをプレゼントしてもメルカリに直行するだけですね。お菓子はメルカリにも出せないのでゴミ箱に直行ですね(もったいない精神の日本人にとってとてもつらい行為です)。

お菓子は甘いものだけでなく、しょっぱいもの、辛いものもあるのですから、相手に合わせて作りましょう。

アレルギーがあるなら諦める

アレルギーがある人の中には、周囲の無理解により苦しんだ経験がある人もいます。「入っていないって言ったけど、本当は入れたんじゃないか?」と疑心暗鬼になっているかもしれません。

プレゼントはやめましょう。

どうしても作りたいときは、おうちに呼べるほど親密になってから目の前で作りましょう。

「ご自由にお取りください」無料配布形式で

会社や学校の人に配りたいけれど、いちいち全員の好みやアレルギーなんて把握していられない!と思うなら、食べたい人にだけ食べてもらいましょう。

目に入る場所に箱ごと置いておき、「ご自由にお取りください」のメモと自分の名前を添えましょう。

そして自分から感想を求めるのはNGです。食べられない人が無駄に罪悪感を感じてしまいます。

帰宅までに残っていたら持って帰って自分で食べましょう。

まとめ

お菓子とはちょっと幸せになるために食べるものです。

お菓子が人を不幸にしてはいけません。

「私の手作りお菓子でみんなを幸せにしてみせる!」なんて考えはやめて、自分の手の届く範囲の人で小さな幸せを共有しましょう。

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